図書便り6月号が出来ました
図書便りの6月号テーマ「はたらく」ができました。
本についてのフリーペーパーです。

今回はテーマ「はたらく」ということで文章を書きました。
ブログにも転記しておきます。


夢は木こり


 これまでたくさん仕事変わってきました。もうどんどんと。
振り返ってみると、最初の仕事は地震後の崩れたオフィスビルから荷物を運び出すアルバイトでした。事故になっても文句言いません、という書類にサインしてからの仕事だったと思います。十七歳の私と友人は危険かどうかなんて考えてなかったんでしょうね。それから家具の配達、引越し、焼肉屋さん、栄町にあったジャズのかかる真っ暗なカレー屋さん、和歌山のホテルに住み込みしてみたり。陸上自衛隊、写真屋さん、印刷会社、カフェ、日本料理、メリケンパークのオリエンタルホテル。トアウエストのウィークエンドというカフェやらバーやら。梅田のイーマでも改装の前に少し。長くなってきましたがパッと思い出せるものだけでももう少し。店舗の設計事務所。カウンター八席だけで、おばあちゃん一人でやっている焼肉屋さん。ここは焼肉定食九百円とビンビールだけしかメニューがなくて、座ると何も言わずに焼肉定食がはじまります。お店はそうとうに古かったですし、カッコよかったです。たくさんやってきたということは、それだけ辞めてきたということでもあります。続けられずにどんどん辞めてますね。まったく。
 今では昔の自分が想像にもしていなかったことを仕事にしています。「竹鶴のソーダ割りが美味しい。十二年でも十八年でも美味しい。うにあられと一緒ならなおさら素敵です。」なんて言いながら、飲みながら。自分でやっている今と、雇用してもらっていた昔と、違うこともありますが、基本部分では変わりないと感じます。自分の前にお客さんがいて、自分の後ろにもお客さんがいる。お店で言うと、コーヒー豆を作る人がいて、それを買ったり、運んだり、焙煎したりする人がいて、それを配達してくれて、今自分がコーヒーを淹れている。そして目の前のお客さんに提供する。前のお客さんにも良かれ、後ろの働く人たちにも良かれ、そして自分も良いことになればそれは上手な設計ができているのでしょう。同僚や先輩、上司や後輩がいたころは、その人たちもお客さんと思って働いていました。その人たちが喜ぶように。またそれが楽しかったので、思い出すとあたたかくなります。そうして前にも後ろにも、自分にも良きことが積み上げられたら、世界はほんのちょっと幸せを増やすのだと思ってしまいます。まったくの不完全ですが、信念としてはそんなこと思って働いてます。大袈裟なことですが。(大袈裟が大きな袈裟なら、成長を見越して大き目の制服を着ている幼稚園の年少さんと同じであるのか。とすればこれはノビシロを予期させる吉兆とも…これは脱線しましたね。)
 仕事を変わった数以上に読み返している「アルケミスト」の中の一文は自分の経験と照らして信じられます。「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助ける」夢を実現してくれる、ではなく「助ける」という部分がとってもチャーミングですよね。
 そういえば子どもの頃の夢は木こりでした。
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by zendai-_-ueda | 2012-06-26 09:06 | コーヒーとお酒 Sujahta
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